自宅を売る際、内見(内覧)で必ず押さえておきたい注意点

自宅を売る際、内見(内覧)で必ず押さえておきたい注意点売買で役立つ知識

家やマンションを売却する時には、必ず内見に買い希望の人が訪れます。

そこで、部屋が汚かったり、整理整頓がされていないと次に住む人のイメージが湧かずに、購入意欲がなくなってしまうことがよくあります。

いくらインターネットやチラシで綺麗に撮影されていても、実際に見にきたときにガッカリされるような家ではダメです。

隅々までとは言いませんが、各居室や玄関、水回り、ベランダは綺麗にしましょう。

押し入れなどもどのくらいの容量が入るか見せれると良いです。

スポンサーリンク

内見(内覧)を成功させるための方法

内見(内覧)を成功させるための方法

インターネットやチラシを見て、購入意欲があるひとが内見にきます。

せっかく購入する意欲があってきてくれた買い希望の人を内見で失敗して、

売却できなくなってしまうのは大変勿体無いです。

リフォームをしっかりして新築同様にする必要はありませんが、

整理整頓と掃除は必ずしておきましょう。

ここでは、必ず整理整頓して掃除しておいた方がいいポイントを紹介していきます。

ここで手を抜くと、せっかく高い金額で売れる不動産も、全く売れずに値下げして損をすることになってしまうので気をつけてください。

1玄関

玄関は内見する人がまず初めに目にするポイントです。

玄関のドアや床を汚れがないようにしておきましょう。

また、靴や子供のおもちゃも片付けてなるべく物が見えないようにしておきます。

もちろん、靴箱の中も見るので、靴を中にしまう際には整理整頓をして綺麗に見えるようにしまっておきましょう。

汚れている靴などもできる限り綺麗に掃除しておくといいです。

靴箱の上にも物をなるべくおかずに、花瓶に花などを生けておくといいでしょう。

綺麗に見た目がすっきりとしていれば、大丈夫です。

2リビング

2リビング

家の作りにもよりますが、次に内見する人に見せるポイントはリビングです。

リビングは、起きている時間で一番使用する場所なので、どれだけリラックスできるのか日当たりや生活同線が見られます。

あまりに物を置き過ぎていると狭いイメージが出てしまうので、なるべく物をおかずにダイニングテーブルの上にもおしゃれな物を置いて、スッキリとした印象のリビングにしましょう。

普段掃除しない箇所も埃が溜まっていないようにしておきましょう。

また、クロスが日焼けしている場合や破れている、剥がれている場合には、自分で修理するか専門のリフォーム会社を呼んで綺麗にしておきましょう。

売却するからいいやという気持ちで放置していたら、次に住む人が購入する意欲がなくなる可能性があります。

3水回り

リビングを一通り見たら、次はキッチンです。

キッチンは、奥さんがとても注意して見てくるポイントです。

どこが汚れやすいのか、普段の料理で使いやすいのか見ます。

後者はどうしようもないですが、前者はなるべく綺麗にしておきましょう。

油汚れなどは、専用の洗剤を購入して綺麗にします。

また、食器類などはなるべく減らして整理整頓ができるようにしましょう。

汚れているフライパンや鍋も綺麗なものに取り替えておくといいです。

キッチンのクロスなどは油で変色している場合には、自分でどうしようもないので、リフォーム業者に取り替えて貰うのがいいです。

キッチンが終われば、お風呂です。

お風呂は水垢やカビなどがあってはダメです。

しっかりと掃除しておきましょう。

他にもできるだけ、すっきりとした印象を与えるために、シャンプーリンスなどは統一性のある容器に入れておくといいでしょう。

最近では、百均でもおしゃれな容器がたくさんありますので活用して見ましょう。

水回りの最後は、トイレです。

トイレも綺麗に見えるように掃除しておくことは当たり前ですが、

匂いに関しても重要です。

臭いトイレがある家は誰も買いたくありませんので、

あまり匂いがキツくないソープ系の匂いの芳香剤を置いておきましょう。

独特の匂いが苦手な人もいます。

4バルコニー・庭

最後に内見者が見るのはバルコニーや庭です。

リビングの日当たりを見てからついでに見ることもありますが、

バルコニーや庭の手入れも忘れずにしてください。

掃き掃除はもちろん、できれば洗剤などで洗っておくことも考えてください。

なんでしたら、自宅のスリッパでも出れますくらいの綺麗さが好ましいです。

バルコニーや庭を物置にしている人もいますが、これはダメです。

明らかに家の収納が足りませんと宣言しているようなものです。

できる限り、すっきりとして生活できるアピールが重要です。

収納が足りる足りないは各世帯によって変わってくるので、

今現在は十分足りています。とアピールしていきましょう。

内見者に対応するための準備

内見者に対応するための準備

内見する人が来る時には、部屋だけを見に来るわけではありません。

周辺の環境や近隣のことも聞かれます。

事前に答えられるように準備しておきましょう。

若い世代ならば学区は必ず聞かれます。

どんな学校なのかは答えられるようにしましょう。

他にも、近隣にはどんなスーパーがあって、特売日や何をどこで買うのかを伝えられれば喜ばれるかもしれません。

実際に、生活をしてきてわかったことや注意点を紙などに書き記しておくのもいいでしょう。

ただし、近隣さんの注意点などの個人情報が入っているものは渡してはダメです。

1匂いは意外に気になる

前述もしましたが、トイレ意外にも匂いに気をつけないといけません。

タバコを吸う人が家にいれば、タバコの匂いが染み付いてしまいますし、

調味料も外国の物を使えばかなり強い匂いとなり、染み付いてしまいます。

そういった匂いは必ず内見者が来る前には失くしておきましょう。

2部屋の明るさ

普段は暖色系の明かりをつけて生活していても、内見者が来る時にはなるべく明るい白系統の明かりにしましょう。

カーテンなども開けておき、外の光にも手伝ってもらいます。

暗いイメージよりも明るいイメージの方が購入者も悪い気持ちにはなりません。

3装飾品

内見者が来る時には、なるべくおしゃれな装飾品を多く置いておきましょう。

この家に住んだらこんな暮らしができると思われるような部屋作りが好ましいです。

新築の家を買う時にも、モデル棟はかなりおしゃれに気を遣っています。

それと同じで、中古物件の内見もなるべくおしゃれに気を使いましょう。

生花などを飾っておくのも効果的です。

まとめ

自宅を売却するのには、様々な準備が必要です。

もちろん、事前準備を全くしなくても売却することはできますが、

それでは高く売ることができません。

少しでも高く売るためには、努力が必要です。

内見する人が来て、住みたくないと思われる家ではダメです。

なるべく整理整頓をして綺麗にしておくことが重要です。

また、家に内見者が来てもらうには広告も大事です。

不動産会社にしっかりと買い希望の人を探して貰わないといけませんし、

売り出し金額も適正なものでないと、損をしてしまいます。

リフォーム費用や仲介手数料、ローン残高も差し引いてプラスになるようにしていくためには、内見者への対応やどれだけ高く売れるのかを調べていくのが重要です。

信頼できる不動産会社を探すには、一括サイトに査定をお願いするのが効果的です。

こちらの記事でおすすめの一括査定サイトを紹介していますので、参考にしてください。

売買で役立つ知識
スポンサーリンク
FPヒロナカの得する不動産とお金の話

コメント