《損害保険の特徴とは》複数加入しても保険金は変わらない?

《損害保険の特徴とは》複数加入しても保険金は変わらない? 火災・地震保険

保険を複数入っている人は多いです。

特に生命保険は、掛け捨て、積み立て、学資などで掛け合わせている人もいます。

ですが、同じ損害保険を契約している人は見直しをお勧めします。

生命保険であれば、万が一の時には契約している保険の分だけ保険金が支払われます。

しかし、損害保険の場合には同じ保険を掛け合わせても支払われる保険金は変わりません。

損害保険には、自動車保険、火災保険、地震保険、個人賠償責任保険、事業者などが入る保険があります。

なぜ損害保険と生命保険で支払われる保険金額が違うのかをわかりやすく解説していきます。

損害保険の特徴とは 個人と法人

損害保険の特徴とは 個人と法人

損害保険は、故意や重過失でない、偶然によって発生した損害に対する保険です。

損害保険の保険金は実際に損害が発生した金額を補償する内容になり、重複して保険に契約しても、実際に損害を受けた金額は変わらないため、保険金は増えません。

損害保険は、災害、怪我、盗難、火災などにそれぞれの用途・対象に合わせた保険になっています。

損害保険の種類

個人向けと法人向けの商品があります。

個人向けの損害保険

・マイカーの自動車保険
・マイホームの火災保険
・マイホームの地震保険
・事故での通院、入院、死亡補償の傷害保険
・国内、国外の旅行で使える旅行保険
・ペット保険
・個人賠償責任保険

上記の様な個人向けの損害保険があります。

法人向けの損害保険

・店舗などの火災保険
・事業で与える損害保険
・運送中の貨物、運送保険
・イベント中止に対する興行中止保険

法人でも個人でも様々な用途・対象に損害保険があります。

それぞれの用途外と対象外の補償はされませんので注意が必要です。

生命保険を複数加入した場合

生命保険を複数加入した場合

例えば、生命保険の死亡保険300万円を2つ契約していた場合は、2つの契約分の保険金を合わせて、600万円が貰えます。

また、法定相続人一人に付き、500万円の非課税枠があります。

生命保険は複数を契約しても、実損に対する補償ではなく、保険料を支払ったことに対する対価と保険なので、重複してもそれぞれ規定の保険金が支払われます。

損害保険を複数契約していた場合

損害保険を複数契約していた場合

損害保険もいくつかの保険商品を選べます。

自動車保険、火災保険、ペット保険などです。

その損害保険の特約で個人賠償特約も付帯しています。

もちろん、それぞれの用途で使える保険であれば、有益であり、もしもの時に支えてくれる大切な保険です。

例えば、それぞれに付帯している個人賠償保険などは、もしかしたら無駄があるかもしれません。

個人賠償責任保険は、子供が誰かに怪我をさせたり、物を壊した際に、個人賠償から保険金が支払われます。

しかし、請求額が100万円などの場合に、3つの個人賠償特約を契約しているケースでは、300万円が入る事になるでしょうか?

答えは、100万円しか保険金は入りません。

いくつかの損害保険に入っている場合にも、損害保険は被害があった場合の被害金額に対して支払われる保険のため、余分に保険金は貰えません。

無駄に複数の損害保険に入っている場合には、保険料の無駄な支払いをしています。

なので、個人賠償などであれば無制限の保険が一つあれば他は不要という事です。

個人賠償責任保険の付帯だけでなく、あまりないケースですが自動車保険を重複して契約しているや、夫婦で別々の自動車保険に契約している場合も保険料の無駄が生じています。

生命保険と損害保険の違い

生命保険と損害保険の違い

生命保険には、定額保障という考えのもとに成立しています。

つまり、保険金が最初に定められた額面に基づき、被保険者に支払われるという事です。

対して、損害保険は、前述もしていますが実損塡補という考えになり、実際に損害が生じた金額を補填する考えになるため、保険の上限金額は決まっていますが、実際に支払われる保険金額は決まっていません。

なので、損害保険は複数加入しているケースでも、一つの事故に対して複数の保険金が入ったケースでも、被保険者の手元に入る金額は実際に損した金額のみです。

損害保険の見直し

損害保険の見直し

損害保険の見直しは中々難しいのが現実です。

特約を一部外すことは、ほとんどの保険会社では難しいです。

初めの契約時ならば、ともかく途中からでは保険料の算定ができない、もしくは、外しても保険料が変わらない場合がほとんでしょう。

なので、初期の段階で変更の提案をするか、違う保険に切替える必要があります。

車やマイホームを購入する際に、営業マンのいう通りするのではなく、様々な保険と比較していらない特約を排除していくことも、立派な節約です。

自動車保険、火災保険、個人賠償責任保険は下記の記事で詳しく解説しています。参考にして下さい。

火災・地震保険
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