前回は、悪い節約方法をお伝えしましたが今回は、いい節約の方法をお伝えしていきます。
今後不安定な状況が続く可能性が高く、自分の身は自分で守る時代に変わっていきます。
いくらサラリーマンとはいえ、いつ年収が下がるかわかりません。
自営業の人はもちろんサラリーマンよりも年収の上下は激しくなります。
その際に、蓄えを持っている、持っていないの差はかなり貴重なものになります。
いい節約とは

いい節約とは、取り組んだ方がいい節約のことをいいます。
そんなこと言われなくても知っているよと考えている人がほとんどですが、実際にこの節約に取り組んでいる人は少数なのは事実です。
自身の家庭がこの節約を行なっているか再度考え直してみるのもいいでしょう。
定額料金の見直し

毎月、毎年固定で支払っている定額料金があります。
通信費や本の定期購読、音楽、動画など様々なジャンルでの定額商品が近年では増えています。
いわゆる「サブスク」と呼ばれる商品です。
この定額は一つ一つは小さい金額でも積もり積もれば結構な金額になっていることが多いです。
実際に使っていない商品や、使わなくても問題ない商品も多数あります。
使わなくて放置している商品などは特にもったいないです。
一つの定額料金でも1000円はするものが多いので、年間で1万2000円はかかっています。
一度、クレジットカードの明細や口座の引き落とし履歴を見て、本当に使うものかを検討することも大切です。
年間の支払いになっている項目もあるので、1年間は見た方がいいでしょう。
いる時にいる物を買う

まとめ買いは節約につながるケースもありますが、逆に使わなくなったのに在庫が残って無理に使用しているケースもあります。
買い置きも同様です。
今はいらないけど将来必要になる、買い物に行くのがめんどくさいから回数を減らしたいと考えてまとめ買いをしていると、その商品を本当にずっと使っていればいいですが、人は気持ちが変わるものです。
ふとした瞬間に違う商品を使うことやそもそも使わずに棚の肥やしになっている商品もあります。
まとめ買いをすれば安く変えることもありますが、使わない在庫を抱えるのは収納も圧迫して、財布も圧迫するのでおすすめはできません。
防災用品などの、在庫を持つことが趣旨のものは違いますので、区別して買い物はしましょう。
税金を節税する

国から強制的に取られる税金は多岐にわたります。
所得税、住民税、自動車税、固定資産税などなど人が生活する上では多くの税金の支払いをしています。
税金は支払いが必要ないのであれば、支払いたくないのがほとんどの人に当てはまるでしょう。
特に所得税と住民税はなるべく支払いを抑えるべきです。
ふるさと納税、NI S A、iDeCo、医療控除などの仕組みを知っていれば今まで多く支払っていた税金も少なくできます。
詳しくは、別記事で解説していますので、参考にしてください。
みんながやっている節約手法
固定費などを削減する方法は他にもたくさんあります。
事例を紹介していきます。
火災保険・地震保険の見直し

住宅を所有している人は火災保険や地震保険の見直しは行ったほうがいいでしょう。
火災保険・地震保険は、「損害保険料率算出機構」が設定している参考純率と呼ばれる率を元に、各々の損害保険会社が設定をしています。
実は、二年前の2019年にこの率が5%弱引き上げられています。今契約している人は関係ないと思っているでしょうが、火災保険は最長で10年間の契約になっています。
このまま放置していると、次も同じ保険で高くなった保険料で計算される恐れもあります。
さらに、今の加入している保険は加入時に、他との相見積もりなどを取得せずに取得している場合は、もしかしたら相場よりも高い保険料を支払っている可能性もあります。
火災保険は解約しても日割り計算で還付金が受けられるので、将来的に保険の切り替えも視野にいれ一度査定をすることをお勧めします。
自然災害はもちろんのこと、火災保険には様々な付帯がつけられます。
例えば、子供が他人の物を壊したり、怪我をさせた際の個人賠償責任保険、室内の家具家電を故意ではなく損傷した際の保険なども付帯で保険をつけることができます。
子供がおもちゃでテレビを叩いて液晶が割れた時も保険で直すことができます。
災害でも、水害保険が付帯していないために、大雨時の浸水で保険金が降りなく、実費で新しいローンを組んで支払った人もいます。
定期的に今の保険が、本当に全てをカバーできているのかは確認するべきでしょう。
下記のリンクから火災保険の無料相談ができます。相談をして不必要であれば今の保険でもいいでしょうが、本当に今の保険が適切な内容か確認しないと後々困ったことになる可能性もあるので、相談する方が無難でしょう。
携帯電話の値下げ
昨年から大手通信会社が月額の固定通信料を値下げすると言っています。
知らない人のが少ないですが、携帯電話の負担は著者も大きいと感じていたのですが、格安キャリアは色々と不安が多く手を出していなかったので、この報道にひしひしと喜びを感じています。
1日でも早く、実施していただけるのを楽しみにしています。
投資を見直す

貯金をしている家庭は多くありますが、投資をしている世帯は少ないです。
確かに投資は損をする人もたくさんいて怖いと感じる人もいますが、節約して浮いたお金を長期間投資に回すということであれば、負担も少ないです。
必要なお金を投資に回すのは危険ですが、月に1万円ほどを毎月投資に積み立てていけば、引き出せないお金として貯金もでき、長期での投資になるのでリスクもかなり分散されます。
節約を見直すだけでなく、節約で浮いたお金の有効活用も一緒に考えるとより効果的になります。
コメント