火災保険で「騙された!」とならないために知っておく4つのこと

火災保険で「騙された!」とならないために知っておく4つのこと火災・地震保険

最近火災保険で後悔する人が急増しています。

なぜ後悔するのか、それは火災保険のことをよく知らずに契約してしまったり、

何に対して補償を受けられるのかよく検討もせずに、金額だけをみて契約してしまう人が急増しているからです。

火災保険は万が一の時にとても大切な保険ですので、今一度しっかりと考えて加入をしていきましょう。

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①火災保険の対象が何かを把握する

①火災保険の対象が何かを把握する

火災保険に加入したら一安心と思っている人はとっても危険です。

火災保険と一口に言ってもさまざまな補償を受けられる保険があります。

逆に言えば、思っていた補償を受けられない火災保険も存在するのです。

一般的には、住宅総合保険が最近では普及しています。

理由としては、この住宅総合保険であれば、補償してくれる範囲が広く風水害などに対しても補償されるからです。

他にもガス爆発、落雷、風災、雪・ひょうなどの被害まで幅広く保険が適用されます。

他にも車の当て逃げなどの外からの要因で家に被害があった場合に保険金が支払われたり、水漏れ、故意や過失なく家具家電が壊れた・傷ついた、泥棒が入り盗難事件にあった場合にも保険金は支払われるようになっているのか、

さらに言えば、家の外で家族が他人を傷つけた場合には保険金が出る保険もあります。

自分がどんな保険に加入していて本当に望んでいる保険内容かはしっかりと把握していることが大切です。

②対面だけでなく、ネットの保険も充実している

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火災保険などは対面で保険に詳しい人の助言を受けて加入するものと考えている人もいますが、今では自分でインターネットを駆使して保険に加入する人もいます。

ネット保険の場合には、人件費が対面で加入するよりも安いため火災保険料もかなりお値打ちになっています。

補償内容も充実している商品がたくさんあるので、

保険の切り替えなどを行う場合には、一度検討してみてもいいでしょう。

保険加入期間についても、一昔前は30年の一括で加入できましたが、

2022年までは10年が最長です。

これが2022年には10年から5年の最長期間に変更があります。

保険は一括で長期間の保険金を支払うことで年間の支払いに割り戻せば安くなる仕組みですが、その期間が短縮してしまえば、ネット加入なので費用の削減を考えていくのもいいでしょう。

③保険対象の被害にあった時に危険なこと

③保険対象の被害にあった時に危険なこと

自然災害などで、火災保険に加入していれば保険金をもらうことができます。

ですが、最近ではこのような保険金の支払いを利用した詐欺があることを知ってますでしょうか。

災害などにあった場合に、家の診断を無料で行いますと言って、屋根やひび割れなどの修繕箇所を探してくれるリフォーム業者などがいます。

これらの人が全て安心できる人かといえば、そうではありません。

一番多いのが、

「火災保険に加入していれば保険金で負担して貰えるので、ほとんど自己資金は不要です・」

でも、実際には保険金を上回る費用を請求されるケースもあります。

保険対象外の修繕や保険会社への申請も行うなどの事務手数料なども請求されるケースもあります。

わからないからと言って全てを丸投げで任せるのはとても危険なので注意することが必要です。

全ての業者がそうではありませんが、リフォームをする時には本当にその工事が必要なのか第三者に相談するくらいはしてもいいでしょう。

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④大金のキャンセル料がかかるケースもある

前述したリフォーム費用の工事契約をしてしまい、いざ保険会社に問い合わせを行ったら、保険の対象外となって契約のキャンセルをしようとしても先方から多額のキャンセル料を請求されることもあります。

そもそも、保険会社もプロなのでその工事が災害による被害なのか、それとも時間経過による劣化なのかは判断します。

契約先に話が違うと文句を言っても既に時おそし、キャンセルするのであれば、注文金額の半分の費用を違約金で支払えと言ってくる悪徳業者もいます。

もし仮に、保険金が貰えたとしても、割高な事務手数料を取られ保険金プラスかなりの費用を実費で出さなければいけないケースもあります。

このような被害に遭う前に、災害にあったら加入している保険会社に連絡してどのような保険が受けられるのかを確認しておくのがいいでしょう。

このような詐欺事件もここ数年で20倍以上増えており、特に高齢者世帯が対象になっています。

親と離れて暮らしている人は特に日頃から親に多額の費用がかかる場合や契約前には相談するように伝えておくことが必要です。

騙されないように、保険会社の連絡先や契約内容はある程度わかるように書類をしまっておくのがいいでしょう。

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