一人暮らしをしていると、こんなに水道代、電気代、ガス代がかかるの?
と、疑問に思ったこともあるでしょう。
他の人はどれぐらい支払っているのか気になるところです。
自分が無駄使いしていないか、確認していきましょう。
もし、無駄使いしている時は、節約方法もお伝えしますので、生活費の削減をして他にお金を使って豊かな生活を目指していきましょう。
一人暮らしの水道光熱費とは
水道光熱費は、水道代、電気代、ガス代を総称した言い方になります、
住居で暮らしていくためには、部屋の照明、携帯の充電、オール電化であればコンロやお風呂にも電気を使います。
ガス代はガスコンロや給湯器でお湯を沸かすのに使い、水道代は蛇口から水を出せばかかります。
ちなみに水道代は、上水道と下水道に別れます。上水道は蛇口から出てくる水で、下水は流される水になりますが、上水道の使用状況で下水道も合わせて課金されます。
ただし、下水道が未整備の地域の場合には浄化槽が設置されており、下水道代金は課金されません。
一人暮らしを始めたばかりの人は、この水道光熱費を考えずにスタートしてしまい、結果的に苦しい生活をすることになる人も少なからずいます。
必要になるお金をしっかりと把握して節約できるところは節約していきましょう。
一人暮らし《1ヶ月の水道光熱費の平均》はどれくらいかかる?
一人暮らしが初めての人は光熱費がいくらかかるのかはある程度予想はしていても実感が沸かないものです。
全国平均の光熱費は約11,380円になります。
この金額が毎月かかってきます。
年間にすると136,560円と大金になります。
水道光熱費のそれぞれの平均もあります。
電気代の平均5,460円/月
電気代は、夏や冬は高額になるので、一概に言えませんが一年で平均するとおおよそこの金額になります。秋や春は、冷暖房の使用がないため安くなります。
ガス代の平均 3,100円/月
ガス代は使用しているガス会社によって変わりますが、都市ガスが一番安いです。
プロパン会社は各社で違いますが、大家が途中でプロパン会社を変更したことで、ガス代が高くなることもあります。
裏話ですが、プロパンガスの大家が変更すると、大家にお金が入ってくることがあります。このお金が入居者に跳ね返ってガス代が高くなります。
水道代の平均 2,820円/月
水道代は2ヶ月に一度請求されます。
これも、下水が整備されている地域と浄化槽で汚水の処理をしている地域で金額は異なります。
下水が整備されている地域の方が水道代は高くなります。
水道光熱費を抑える秘訣は物件にある
各地域によって、水道光熱費は違いますが、都心よりも地方の方が平均金額は高くなります。
この原因は決まっていませんが、都心の方が家にあまりいないのか、田舎の方が部屋が広いため冷暖房費用がかかるのか、自炊率が田舎の方が高いのか、明確な事は決まっていませんが、統計では地方の方が水道光熱費は高い傾向にあります。
水道光熱費を下げるためには、物件探しから考えるのが一番です。
具体的には、
プロパンガスの物件は避けた方がいいでしょう。
特に長風呂が好きな方は、確実に都市ガスの物件にした方がいいです。
ブロパンガスと都市ガスでは、ガス代が同じ使用料でも2〜3倍変わる会社もあります。
前述した金額はあくまでも平均ですので、毎日、お風呂を貯めてシャワーを長く使う場合には、ガス代だけで都市ガスでも1万円を超えることもあります。
これがプロパンガスの場合、高いプロパン会社だと2〜3万円のガス代が請求されてしまいます。
この請求書を見るのは正に恐怖でしょう。
他にも、水道代は人口が少ない地域は高く、人口が多い都心は水道代が安くなります。
これは、水道を管理・維持する費用が各世帯に割り振られているので、人数が多くなれば負担金額が少なくなるからです。
また、物件によっては、水道代がかからない物件もあります。
水道代を測るのには、水道メーターを検針して、金額を計算するのですが、貯水槽と呼ばれる水を貯める設備がある物件では、まれにこの水道メーターを各部屋に設置していない物件があります。
この場合には、検針ができないため水道代が掛からない物件が出来上がる訳です。
全国でも、このような物件はありますので探してみるのもいいでしょう。
その他の水道光熱費の節約ポイント
既に部屋探しを完了して、入居されている人には引っ越してまで、水道光熱費の節約は考えられないという人がほとんどでしょう。
そこで、今いる部屋でできる水道光熱費の節約ポイントをお伝えします。
節約 電気代を削減する
電気代を減らす方法はいくつかあります。
まずは元の電気会社との契約プランを見直すことです。
契約アンペアを下げることで、基本料金が毎月安くなります。
今のアンペア数を確認して、20アンペアよりも高ければ検討してもいいでしょう。
一般的に、高い電力の家電がなければ、最低アンペアでも十分です。
ただし、電子レンジと湯沸かし器を同時に使ったり、エアコンと暖房器具を併せて使うとブレーカーが落ちる可能性が高いので、ブレーカーが落ちるのが負担になると考えるのであれば、少し契約アンペアを上げてもいいでしょう。
他にも、電気代の節約には、家電製品の待機電力を少なくするため、使用していない家電のコンセントは抜くことや、そもそも古い家電を使っているのであれば省エネタイプに買い換えることが結果的には節約に繋がることもあります。
また、エアコンをよく使用する場合には、こまめにフィルターのホコリ取りを行うことで電気代も節約でき、澄んだ空気で生活もでき、一挙両得な節約術もあります。
(当たり前のことだと思いますが、念の為)
節約 ガス代の削減をする
ガスに関しては、単純に使用量を減らすことがいいでしょう。
お風呂のお湯をいつもより少なくする、シャワーの使用時間を少なくするなどが効果的です。
水道代の節約にもなるので、2倍の効果が見込めます。
また、ガスコンロの場合には、お湯を沸かすときは適量にしたり、電気の湯沸かし器を使い効率的にお湯を沸かしたりするのもいいでしょう。
料理をする人は、電子レンジを使い調理の時短をしたり、煮物は圧力鍋を使うなどガスの節約をすることでガス代は安くなります。
また、水の温度を変える機械が設置されている場合には、設定温度を下げることで節約できます。
食器洗いの時は下げて、シャワーの時に温度を上げるなどの調整も効果的でしょう。
節約 水道代の削減する
水道代の節約は、元々水道代はそこまで高くないので、効果的には思わない人も多いでしょうが、チリも積もればです。
水道の使用量が多いのは、トイレとお風呂の二大巨塔になります。
トイレは小と大で流すのを使い分けることや、貯水タンクに500mlのペットボトルを入れておけば節水になります。
お風呂では、シャワーをこまめに止めたり、節水シャワーを使うなどを行うと効果的になります。
また、残り湯を洗濯機に使ったりすることも効果的ですが、めんどくさいのであまりオススメできません。
一人暮らしの水道光熱費の平均・節約 まとめ
一人暮らしでも、水道光熱費はバカになりません。
1ヶ月で1,000円の節約ができれば、年間で1万2,000円です。
倍の2,000円節約できれば、2万4,000円になります。
4年間節約すれば、4万8,000円です。
5万円弱あればできることもたくさんあります。
節約のコツはあまりストレスに感じないことから実践することになります。
ストレスを感じることは長続きしません。
一番のオススメは物件選びからこだわることでしょう。
多少家賃が高い地域でも、毎月の水道光熱費のことを考えれば、トータルでより質のいい物件に住めるケースもあります。
なので。都市ガスが入っている物件は必ず選びましょう。
会社に勤めている場合には、節税対策も有効ですので、下記の記事も参考にしてください。
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