部屋探しの『家賃相場』を調べる方法と気をつける注意点とは?

部屋探しの『家賃相場』を調べる方法と気をつける注意点とは?・不動産 賃貸

マンションなどを部屋を賃貸で借りる時に家賃相場はどうやって調べるのでしょうか。入居する前に知りたい家賃設定を紹介します。

マンションなどで部屋探しをしていると、家賃がバラバラで何を基準に決めたらいいか悩むでしょう。

この家賃は高いのか、安いのか全く判断がつきません。

そんな時に家賃相場はどうなっていて、どうやって考えたらいいのかをお伝えしていきます。

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入居者として賃貸物件に望むものは?

入居者として賃貸物件に望むものは?

ある賃貸会社のアンケートによると、関東圏で賃貸のワンルーム部屋を借りた人で、物件の内覧件数はコロナの影響で2.7件と今までにない最少件数となりました。

契約した部屋の敷金は平均で1ヶ月分となります。

また敷金はゼロの物件が非常に増えており、数年目と比べると3倍以上の件数の増加があります。

ここで入居者アンケートで部屋を決めた1番の要因は、

『駅・エリア』がダントツで首位になっています。

これを見ると入居希望者が一番に考えるのは、立地ということになります。

自身が通う学校や勤め先に対してどれだけ近いかが重要視されています。

それが顕著になっているのが、次に決めた要因として、最寄駅からの徒歩何分か、通学・通勤時間、部屋の広さが決める要因に上がっています。

条件が合わず、出来れば含まれて欲しかった内容としては、耐震性、建物構造、築年数、セキュリティ、日当たり、風通しなどがあります。

上記の内容を見ると、立地や駅距離が最も大切で、ある程度の広さがあれば、築年数や構造、日当たりなどはそこまで気にしない人が近年では増加傾向にあります。

ただ、独立洗面台は多少家賃が上がっても必須のアイテムにランクインしています。

セキュリティの代名詞のオートロックは人気は第二位となっており、その他には、システムキッチンやエアコンの設置がランクインしています。

駅徒歩圏内の物件は非常に人気が高く、コロナ発生後でも値段が下がりにくい傾向にあります。

少し駅徒歩から外れている物件には、設備などが充実した物件もあるので探してみる価値があるかもしれません。

賃貸の検索では徒歩7分、10分、15分の壁があるので、その分数以内の物件はそれ以上の物件に比べると人気が高くなるので、家賃や高く、設備が充実していない可能性が高いです。

逆に11分や16分の物件は掘り出し物が見つかる可能性が高いでしょう。

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賃貸マンションの家賃を調べる方法・相場家賃の情報収集

賃貸マンションの家賃を調べる方法・相場家賃の情報収集

賃貸マンションの家賃を調べる方法としては、駅の徒歩、部屋の広さ、特別興味を引くような設備・建物の構造・角部屋・低層階か高層階かで周りの家賃と見比べて高くないかどうかをみることができます。

例えば、同じ徒歩圏内で家賃が1万円も違った場合は、上記の内容のどれか当てはまらないのか?と考えてみるのがいいでしょう。

特に何もなく家賃が高い部屋もあるのでその場合には、見送った方がいいでしょう。

また、周りと比べて著しく家賃が低い部屋もありますが、その場合には周辺にあまり住むのに良くない施設がある可能性があります。

例えば風俗店などが考えられます。

部屋を見るときのポイント

・駅距離

・築年数

・建物の構造(木造、鉄骨、R Cなど)

・間取り

・日当たり、風通し

・バス、トイレ、洗面台が別になっているか

・セキュリティ

・周辺施設

・共有部の清掃

・ゴミ置き場

・集合ポストの綺麗さ

上記の内容で一般の人にわかりにくいのは建物の構造でしょう。

構造は、音が隣に聞こえにくい、災害に強い順にいうと、R C、鉄骨、木造の順番になります。

なので、家賃は構造以外が同じ条件でも木造が一番安く、R Cが一番高く設定されています。

他にもコロナの影響で、今後非接触型物件が増えると思います。

カードキーや携帯でオートロックが解除できたり、エレベーターが呼べる機能です。

しかし、コロナが終局してしまえば、非接触型の物件は特に意味をなさなくなるでしょう。

部屋の周辺施設はどうなのか?

部屋の周辺施設はどうなのか?

これから住む部屋の周辺に買い物ができる場所や病院などが全くなければ、生活が不便で仕方がありません。

駅の帰り道にコンビニがあるのか?

スーパーにすぐ行けるのかも大切でしょう。

しかし、最近では、スーパーに行かずに、ドラッグストアとコンビニがあれば十分という若い世代も増えています。

さらに、嫌悪施設が周りにないかも確認が必要です。

例えば、葬儀場、墓、風俗施設などがあると一般的には敬遠される傾向にありますが、気にしない人であれば家賃が安くなるので好んで住む人もいます。

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季節で変わる家賃相場

家賃は季節で変わることもあります。

賃貸で入居者が多くいる季節はコロナ前であれば、3月と9月の直前が忙しくなります。

ですが、コロナ発生後は人事異動や大学に通う生徒が少なくなったため、2020年は繁忙期が1ヶ月から2ヶ月ずれ込んだそうです。

基本的には部屋に住みたい希望者が多いほど家賃設定は高めにされることがあります。逆に言えば、入居者希望者があまり多くない季節には家賃が下がったり、家賃の交渉がしやすくなります。

家賃交渉が気になる人はこちらの記事を参考にしてください。

まとめ

家賃の相場は様々な理由で上下しますので、きっちり金額がわかるというわけではありません。

安い部屋や高い部屋には何かしらの理由もありますので、部屋を探す際には、おかしな点がないのか疑ってかかるのが一番いいでしょう。

部屋に長時間いる生活が今後も普及していくと考えると、駅徒歩よりも部屋の広さが優先順位を上回る可能性もあります。

自身にとって一番の条件は何かを考えていきましょう。

部屋探しの方法はこちらの記事で詳しく解説しておりますので、参考にして下さい。

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