賃貸の部屋探しをネット検索する時に気をつけるポイント
賃貸を探す際に、現代ではほとんどの人がインターネットで検索をして部屋探しをします。
一昔は、不動産会社に訪問して部屋の紹介をして貰っていましたが、今はほとんどの部屋がインターネット上で紹介されています。
大手のサイトであれば全国の部屋の情報を持っているので、一つのサイトで完結してしまうケースもあります。
そんなお手軽に部屋探しが出来る状況ですが、気を付けないといけないポイントもあります。
どんな事に注意をするのかをわかりやすく解説していきます。
賃貸の部屋探しのポイント
部屋を探す際には、優先順位を付けていきます。
地域、費用、部屋の間取りなどの条件で自身が優先する順位付けをする事で、部屋探しは簡単になります。
それぞれの優先順位を付ける目安をお伝えしていきます。
賃貸を探す地域とは
賃貸を探すために、住む場所をどうするのかです。
会社や学校の近くに住むのか、周辺の環境で選ぶのか部屋探しの中で重要なポイントになっています。
通勤、通学で長い時間を掛けるのが嫌な人、長くても周辺の環境が良い場所がいいのか選ぶ必要があります。
両方を満たした場合には、最高の物件になるかも知れませんが、他の条件が合わない可能性があります。
他にも、店舗・駅が最寄りにあるのかないのかで状況も大きく変わります。
女性にとっては、治安の問題も忘れてはいけません。
各地域には、治安が良いエリアとそうでないエリアがあります。
これはネットだけでは分からない事です。
不動産会社などでなければ、知らない情報もあります。
ネットだけで即決するのは危険かも知れません。
賃貸にかかる費用
賃貸に住む時には、借りる時と毎月で費用が要ります。
借りる時は、一般的に初期費用と呼ばれ、敷金・礼金・仲介手数料などがあります。
毎月掛かる費用は家賃・共益費です。
敷金・礼金・仲介手数料の初期費用は、通常家賃の3か月~5か月ほどを見込んでいた方がいいでしょう。
家賃8万円でしたら、24万円から40万ほど初期費用で必要になってきます。
他にも、引っ越し代や火災保険料なども含めると気軽に引っ越せない金額になってきます。
最近では、敷金・礼金なしの物件や家具家電がある物件などもあります。
借り方も短期賃貸という選択肢も出てきています。
なので、一概に初期費用が高額とは言いづらい状況です。
ただ、初期費用が安い場合には、毎月の家賃に上乗せされているケースが多いので、どちらが得かはそれぞれの経済状況に合わせつのがいいでしょう。
短期賃貸については、下記の記事を参考にして下さい。
賃貸の部屋間取り
賃貸は様々な間取りがあります。
1K、1R、1DK、1LDK・・・
など部屋が増えるごとに呼び名が変わってきます。
最近では+Sなどの表記もあります。
これは、納戸と呼ばれる収納スペースを指します。
一人暮らしであれば、ほとんどの人が1Kか1Rに住みます。
少し広い部屋を希望しても1LDKぐらいがほとんどでしょう。
しかし、住む人数が増えれば部屋も増やさなければいけません。
ただし、部屋の間取りだけで入居を決めるのは危険です。
大切なのは、部屋全体の占有面積と各居室の面積が重要になります。
一部屋が4畳などであればかなり狭い部屋になり、荷物を置いたら寝袋で寝るような狭さになってしまいます。
もちろん、都心と地方では大きく違いますが、それでも最低限の面積は必要です。
3LDKと書いてあっても、各部屋やリビングの面積が小さければ、住み始めた後に後悔するでしょう。
最低でも各部屋5畳以上で、リビングは12畳は欲しいです。
これも各家庭によって広い狭いがあるので、今住んでいる部屋や家が何畳なのかを把握して部屋探しの参考にすると次の新居がイメージし易くなります。
参考までに、1畳は1.824㎡にです。
5畳であれば9.12025㎡です。
3m×3m=9㎡なのでメジャーなどで測るものいいでしょう。
検索条件を考える
前述した地域・費用・間取りの優先順位が決まったら、次はネット検索です。
ネット検索でも最近は条件をいくつか指定できます。
もちろん考えた優先順位の中でも、幅を持たせてまずは検索するのがいいでしょう。
地方の一エリアであれば件数が少ないですが、都心や地域を拡大して検索すると見るのが大変なくらいの件数が出てきます。
その中で、選ぶのは至難の技になるので、条件を別途付けてフィルターに掛けていきます。
単身世帯と家族世帯で条件は変わってきますが、最近の条件に選ばれる上位は、バストイレ別です。
古い物件は、風呂とトイレが一緒になっている物件がありますが、全くオススメ出来ません。
また、エアコン付帯、都市ガスなども人気が出てきています。
家族世帯には追い焚き機能のお風呂が人気が出てきていますし、単身者向けのインターネット込み家賃はあまり人気がありません。
回線速度が著しく遅くイライラする人が多いからです。
女性には、セキュリティや防犯カメラが人気が高いですが、入居後は特に要らなかったと感じる設備上位に入っています。
上記の様に、一見人気で必需設備と思っていても入居後に実は要らなかったと考える設備も多くあります。
なので、必要最低限の情報から検索を掛けて、条件を増やして行き、全ての物件が見れる前後で何回か検索をして、内見に行く部屋を決めるのがいいでしょう。
新築が良いから、新築のみで検索するのと、5年以内まで増やすのでは物件の数が大きく変わります。
一つの条件に固執せずに、条件は変えて考えてみるのも良い物件探しには必須の行動です。
まとめ
部屋探しは、数が多いため自分で優先順位を決めるのがまず第一に大切な事です。
第二は多くの物件を直接見て判断する事です。
ネットの情報や写真だけで見ていては、分からない事が多くあります。
また、実際に見て聞いてみないと誤って信じてしまうケースもありますので、長く住むのであれば詳しく調べて決める事をオススメします。
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