賃貸を探す時に、最も大切なのは内見をする時です。
インターネットや不動産会社との話ではわからない所が実際に目に見えてわかる為、最も生活イメージが湧きます。
ただし、何も考えなくて内見に行くのはとっても勿体無いです。
内見は、通常は1回、行けても同じ所には2回しか行かないのが普通です。
その中で、見るべきポイントや事前に把握して置かないと行けない項目を知らずに内見をしてしまったら、あやふやなイメージのまま内見をして、なんとなく良さそうだからと契約をして、住んでから後悔をする人が数多くいます。
そんな事にならない様にしっかりと事前準備をしていきましょう。
今回は、見るべきポイントやしっかりと事前準備で何をするべきかをお伝えしていきます。
内見時に見るべきポイントと事前準備
部屋探しでは、インターネットや不動産会社から様々な物件を紹介して貰って自分が気に入った部屋を内見します。
しかし、その内見でなんとなく見に行くのはNGです。
しっかりと準備をして内見に臨む事をオススメします。
準備する内容や見るべきポイントをお伝えしていきます。
内見の事前準備
内見をする前にできる限り準備をしていた方がいい事項をお伝えします。
まずは、今住んでいる部屋がどのくらいの大きさなのかを把握する事が重要です。
内見する部屋は、多くの場合で家具や家電がない状態になっています。
何もない部屋は普段よりも広く見えます。
実際に家具や家電を置いた時にどうなるのかをイメージする為にメジャーなどで今の部屋をある程度測って置くことが大切です。
今の部屋の大きさが正確にわかれば、内見の部屋を測ればイメージが掴みやすいです。
実際に家具家電を設置した後の部屋の広さ、新しく購入予定の家具の位置などが具体化していきます。
メジャーなども百均などでいいので用意しておきましょう。
もう一つの準備は、事前にグーグルマップで現地を見ておく事です。
さらに言えば周辺の環境も見ておくとなお良いです。
当日の内見では気づかない事や気になることが事前に見ておく事で、内見時に不動産会社に質問する事や少し足を伸ばして周りを見に行く事に役に立ちます。
実際に長く住む事になるので、周りの環境も大切です。
内見時に確認するポイント
いざ内見に行った時に、前述した内容以外にも確認すべきポイントがあります。
実際の日当たりや防音、共用部・ゴミ置き場の清掃状況、コンセントの位置、傷の有無の確認です。
部屋の中や現地にいかなければわからない事はたくさんあります。
防音の状況も、壁をノックしたり、拍手などで部屋の反響がするのか確認することが必要です。
反響しない場合には、隣の部屋に音が抜けているので、逆に隣の部屋の音も漏れてきます。
ほとんどの場合には隣の部屋が空いていないので、直には確認できませんが、例えばベランダなどに携帯を置いて鳴らしてみるなどをして、外からの防音も確かめて見ることも良いでしょう。
大通りや近くに工場などがある地域で外からの音がうるさい場合には住む価値はありません。
相応に値段が安ければ検討は出来ますが、全くオススメは出来ないです。
日当たりも重要なポイントです。
日が当たらなければ、部屋にカビが生えたり、体調が悪くなる可能性があります。
共用部やゴミ置き場も汚い状況であれば、清掃業社も入れられないほど、入居者の事を大事にしていない賃貸住宅になるので、見送った方が正解でしょう。
コンセントの位置どりも、タコ足を増やせば問題ないですが、できれば綺麗な見た目の為に数や位置は確認しておきましょう。
前の入居者が傷をつけてそのままになっている箇所がないかの確認も大切です。
退去時に余分な費用を請求される可能性があります。
内見時に不動産会社に聞く事
内見は目で見る事も大切ですが、案内をしてくれる不動産会社とのコミニュケーションも大切です。
物件の情報を一番持っている不動産会社に最低限確認すべき事をお伝えします。
一番聞いておきたいことは、他の住民で変な人がいないかです。
夜中に騒音を出す人、トラブルを起こす人、もちろん他の入居者でなくても近所も含めてです。
不動産会社には説明責任があります。
もし知っていて嘘をついている場合には、免許が剥奪されます。
なので、基本的には聞かれたことには正直に答えます。
逆に言えば、聞かれない事で、些細な事は黙っています。
隣の人が夜勤などの勤めかどうかも聞いておくべきでしょう。
夜行動する人や学生の場合には、夜に騒ぐ可能性もあります。
どんな物件でも友人を呼んで騒いでいたら声は確実に聞こえてきます。
学生や勤めなどは教えてくれない可能性がありますが、遠回しに言葉を変えて、聞いてみるのも良いでしょう。
まとめ
賃貸での内見は、事前準備もしっかりしておくのをオススメします。
なんとなく行って、なんとなく気に入ったから契約したら、住んだ後に後悔する可能性があります。
後悔しない為にも、事前に準備して、見るべきポイントをまとめておき、不動産会社に聞く事もリスト化しておくのが良いでしょう。
一度住んでしまえば、新しい部屋に越すのはかなりの労力が要ります。
初めから失敗する可能性が少ない方法を選んでいきましょう。
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