交通事故に遭った時には、大体の人は慌ててしまうでしょう。
自動車保険に示談交渉を付けていれば、事故の相手との交渉を弁護士に無料で依頼することができます。
意外に知られていないこのサービスは是非、加入した方がいいでしょう。
ただし、この便利な示談交渉にも一点だけ穴があるのは知っていますか？
全ての示談に使えると思っていたら、もらい事故だけはこの便利な示談交渉サービスが受けられないのです。
今回は、弁護士の示談交渉でなぜもらい事故だけ保険が受けられないのかをお伝えしていきます。
自動車保険の弁護士示談交渉とは？
示談交渉は前述もしていますが、交通事故が起こった際に、相手との交渉を弁護士に任せて、その費用を保険で賄ってくれるサービスになります。
交通事故では、相手との損害賠償請求やどちらがどの割合で悪いかの話し合いをします。
お互いが納得いく形で終わるのがいいですが、大体加害者の方は保険会社を通して交渉をしてきます。
保険会社もなるべく保険金を支払いたくないので、無理難題や話を逸らして、こちらの戦う意思を削いできます。
その時に役に立つのが、交通事故専門の弁護士です。
相手の保険会社の交渉窓口を弁護士に丸投げしてしまえば無駄なストレスもかからないので、かなり便利なサービスになります。
詳しい示談交渉については、こちらの記事で詳しく解説しております。
もらい事故は実はかなり厄介
交通事故の中でも、貰い事故と呼ばれる交通事故は実はかなり厄介です。
相手がたが１０割悪いのですが、自動車保険の示談交渉は弁護士に依頼する場合には、有料になってしまいます。
弁護士特約がついた示談交渉サービスの特約内容では、法律上の損害賠償責任が生じた場合となっているので、自身に過失がない場合には、弁護士に示談交渉サービスを頼むことができません。
交通事故で困らないようにするためには
自分で貰い事故で相手が１０割悪いといっても、交渉を自分で行うには負担が重いと考えている人には、別の付帯でもらい事故に対する特約を付帯してもらえるように相談するのがいいでしょう。
また、自分が現在加入している自動車保険に弁護士特約や貰い事故での示談交渉は無償で受けられるかの確認もしたほうがいいでしょう。
定期的に、保険の内容は新しくなっているので、どの保険がいいかは昔から変えていないのであれば、１度メンテナンスをすることをお勧めします。
通常交通事故が起こって、弁護士に依頼する際には、成功報酬の１０％から２０％が必要になってきます。
交通事故の損害賠償は何百万円から何千万円になることもありますので、その割合金額から考えると付帯しておいたほうがいいでしょう。
交通事故の自動車保険は万が一に備えておくものですから、何も備えていなければ、そもそも保険に加入している意味が薄れてしまいます。
そうなってしまう前にメンテナンスを考えてみましょう。
自動車保険は一括見積もりでも取得できますので、色々な保険会社を比較してみましょう。
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